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1月

恒例のだるま作り

2021年、高遠だるま市(鉾持神社の五穀豊穣を祈る祭にあわせて毎年2月11日に開かれるだるま市)がコロナ禍で中止となりました。

皆で残念だねと言いながら、今年はより一層力が入り、コロナ収束の願いも込めて、約3週間かけて各事業所に置いてもらう5つのだるまを作り上げました。

風船に新聞紙を細かくちぎり糊で貼っていきます。これを何回も繰り返して貼っていき何層にもしていきます。

貼っては乾かし、窓際で乾かしたり、エアコンの下で乾かしたり、何回も繰り返し貼る事で層が厚くなり硬くなるまで繰り返します。

次に新聞紙をさらに細かくちぎり糊と混ぜ合わせ粘土のようにして顔の凹凸をつけていきます。私のだるまは少し鼻が高いかしら👃🥸、瞼、目元もパッチリさせたいわ、等など言いながら顔の輪郭も作ります。

次は赤い半紙を何層にも貼っていきます。

顔の表面は白く化粧をしたように真っ白くなりました。

皆さん昔はだるま職人だったかのように夢中に取り組んでいます。工程を分けてわしはこれをやってみたい、わしがここをやると言いながら楽しんでます。

ひとつづつ形になり、だるまに近づいていく様が嬉しく楽しく、皆さんの目も生き生きと輝いていました。

そして、ついに完成お披露目です!万歳🙌🙌

ほんとにわしが作ったのかい?と信じられない様子、でもちゃんと写真が残っていてそれを見てもらい、作ってくれたんだよと言えばにっこりご満悦?

最後に事業所名を入れて嫁に出すような、淋しさも感じて、元気で過ごすんだよと言ってくれたおばあさん👵

コロナに負けない、心穏やかに明るい気持ちで健康で過ごせますように、だるまさん今年も宜しくお願いします。

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